パワハラ上司を理由に会社都合退職して1ヶ月で転職する方法

パワハラ上司

転職してパワハラ上司から逃れる方法には、大きく分けて2つあります。それは

  1. 転職先を見つけてから退職する
  2. 退職してから転職活動する

それぞれにメリット・デメリットがあり、転職活動の仕方も変わってきます。

 

パワハラにまだ耐えられる人は転職先を見つけてから退職する

転職先を見つけてから退職する場合は、特に期限がないので、自分の納得の行く企業をじっくり探せます。ただし、仕事と転職活動を同時にやらないといけないため、かなり忙しくなります。

そのため、時間外労働が多い・休日がない場合は難しいです。

 

転職エージェントを活用した転職活動

転職活動の具体的なやり方ですが、仕事と転職活動を同時にやるのは結構大変です。また、平日の日中は仕事があるので、企業との面接日時の調整などが難しいです。

なので、仕事しながらの転職活動は、普通に転職サイトを使うのではなく、転職エージェントを利用する方法をおすすめします。

 

転職エージェントの利用は無料

転職エージェントとは、簡単に言うと転職者と企業の仲介業者です。彼らは優秀な求職者を企業に紹介して、企業から紹介料を貰っています。お金を払うのは転職先の企業なので、あなたは無料で以下のようなサービスを受けられます。

  • 転職相談
  • 企業面接のセッティング
  • 書類添削
  • 面接対策

面接日時も労働時間外や休日にセッティングしてくれますし、書類添削などアドバイスもしてくれるので、初めての転職でも安心です。

ただし、彼らは求職者を紹介して企業から報酬を貰う仕事なので、平気でブラック企業を勧めてくる悪質なエージェントもいます。転職エージェントは慎重に選ばないといけません。

 

おすすめ転職エージェント

口コミから特に信頼の厚い転職エージェントを3つピックアップしたので参考にしてください。

・最大手「DODA」


業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス

【DODAの特徴】

  • 求人数6万件近く(最大手)
  • 幅広い年齢層・収入層に対応
  • 担当エージェントの当たり外れがある

DODAは最大手の転職エージェントサービスです。ただし大手ということもあり、担当エージェントの当たり外れがあります。

 

・女性から高評価「パソナキャリア」


転職エージェントならパソナキャリア

【パソナキャリアの特徴】

  • 求人数4万件以上
  • エージェントのレベル高
    ハズレが少ない
  • 女性転職者に人気

パソナキャリアもDODAに次ぐ大手ですが、その割にエージェントのレベルが高く、担当者のハズレが少ないと評判です。特に女性の転職者からの評価が高いです。

 

・未経験OK求人に特化「ハタラクティブ」


ハタラクティブ

【ハタラクティブの特徴】

  • 未経験OKな求人に特化
  • 書類審査通過率90%以上
  • 内定率80%以上

ハタラクティブは未経験OKな企業に特化した転職エージェントサービスです。提携企業は未経験OKな所のみなので約1500件と少ないですが、書類審査通過率90%以上、内定率80%以上という高い実績を誇っています。

正社員未経験の方や、全く違う職種への転職を希望する方は、ハタラクティブがおすすめです。

 

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用した転職活動の流れは以下の通りです。

  1. 申し込み
  2. 転職エージェントと
    面談・カウンセリング
  3. 会社選び
  4. 書類添削・面接対策
  5. 面接
  6. 内定・退職アドバイス

企業との面接はもちろん、エージェントとの面談も全て労働時間外・休日に設定してもらえます。

転職先が見つかった後は退職についてもアドバイスが貰えるので、引き留めに遭っても安心です。

 

パワハラが酷い場合は退職してから転職活動する

上司のパワハラが酷く、精神的に追い詰められていて一刻を争う場合は、辞めてから転職活動するのも手です。

ただ、辞めた後は収入が0になるので、じっくり転職活動できないというデメリットがあります。場合によっては妥協することも必要です。

しかし、場合によっては失業保険が受け取れる可能性があります。そうなると収入面での不安はある程度解消されるので、納得の行く転職先をじっくり探すことができます。

 

退職後に失業保険を貰うための条件

今勤めている会社で雇用保険に加入しているなら、一定の条件を満たすことで退職後に失業保険を貰うことができます。

失業保険を受給するための最低条件は「再就職の意思・能力があること(月2回以上の求職活動)」です。他にも退職理由によって細かい条件があります。以下の表を確認してみてください。

 会社都合退職自己都合退職
正当な退職理由あり正当な退職理由なし
失業保険受給の条件離職日前1年間の
被保険期間が
通算6ヶ月以上
離職日前1年間の
被保険期間が
通算6ヶ月以上
離職日前2年間の
被保険期間が
通算12ヶ月以上
被保険期間が
累計1年以上
被保険期間が
累計1年以上
待機期間7日間7日間7日間
給付制限期間なしなし3ヶ月

※待機期間…申請してから受給が始まるまでの待機期間

※給付制限期間…退職してから失業保険が給付されない期間

 

会社都合(パワハラ)退職なら失業保険受給は簡単

退職には大きく分けて2種類あります。

1つ目は会社都合退職です。これは

  • 解雇(懲戒解雇は除く)
  • 会社の倒産
  • 退職勧奨
  • パワハラにより退職に追い込まれる

などの会社の都合で退職した場合です。この場合は退職前1年間のうち雇用保険加入期間が6ヶ月以上あれば、失業保険を受給することが可能です。

 

自己都合退職だと失業保険受給条件が厳しい

2つ目は自己都合退職です。
いわゆる「一身上の都合」など労働者の個人的理由で退職した場合です。この場合は、まず1年以上会社に勤めてしないと失業保険がもらえません。また、退職してから3ヶ月経たないと失業保険の受給が始まりません

ただし、

  • 家族の介護
  • 配偶者の転勤同行
  • 病気・怪我による就業困難

などの「正当な理由」がある場合は、3ヶ月間の給付制限期間はなくなります。

 

失業保険の給付額・期間

次に失業保険の給付額ですが、1日あたりの給付額は以下のように計算されます。

賃金日額(退職前6ヵ月の賃金合計÷180日)×給付率(45~80%)

給付率に関しては
賃金が高い人ほど低く
賃金が低い人ほど高く設定されています。

30歳未満なら1日6000円程度給付されると思っておいてください。

 

自己都合退職だと給付期間が短いし遅い

次に失業保険の給付期間ですが、これは退職理由よって大きく変わってきます。

まず自己都合退職した場合ですが
給付期間は以下のように設定されています。

被保険期間
(全年齢)
受給日数
1年未満0日
1~5年未満90日
5~10年未満
10~20年未満120日
20年以上150日

被保険期間というのは雇用保険の加入期間、要は今の会社勤めしていた期間ですね。被保険期間が長いほど給付期間は長くなります。ちなみに、会社に勤めて1年未満の場合は給付されません。

 

会社都合(パワハラ)退職なら給付が早くて長い

次に会社都合退職した場合の給付期間ですが、これは被保険期間と年齢によって大きく変わってきます。

 年齢30歳未満30~35歳未満35~45歳未満45~60歳未満
非保険期間
1年未満
90日
1~5年未満90日120日150日180日
5~10年未満120日180日240日
10~20年未満180日210日240日270日
20年以上240日270日330日

被保険期間が長いほど
年齢が高いほど
給付期間は長くなります。

また、自己都合退職と違って1年未満で会社を辞めた場合も給付されます

 

パワハラ上司を理由に会社都合退職する方法

さて、ここからは退職方法です。
失業保険を早く・長く受給するためには、上司のパワハラを理由とした会社都合退職をする必要があります。

しかし、会社側はなかなか会社都合退職を受理してくれません。退職理由にパワハラと書いて退職届を出しても、「これは受けとらない。一身上の都合に書き直してこい」と言われるケースがほとんどです。

 

内容証明郵便で退職届を出そう

そこで便利なのが内容証明郵便です。
内容証明郵便とは、

  • 誰が
  • 誰宛てに
  • いつ
  • どんな内容の手紙を出したか

を郵便局が公的に証明してくれる郵便です。これを使うことで「受け取った」「受け取ってない」のトラブルを回避することができます。要は強制的に退職届を受理させることができるんです。

 

会社が勝手に自己都合退職とした場合

しかし、内容証明郵便で退職届を出しても、ブラックな会社だと勝手に自己都合退職として届け出てしまうことがあります

その場合は、退職後にハローワークで異議申し立てをして会社都合退職に変更しましょう。具体的なやり方は以下の通りです。

  1. 退職後に離職票を受け取る
  2. 「離職票-2」に記載の「離職理由」をチェック
  3. 最下部に「記載された離職理由に異議があるかどうか」を確認する欄の異議「有り」に◯を付ける
  4. ハローワークの窓口で事情を説明し、パワハラの証拠も提示する

事実を証明できないと異議を認めてもらえない可能性があるので、必ずパワハラの証拠を持っていきましょう。どんなものがパワハラの証拠になるかは以下のページを参考にしてください。

 

失業保険の受給の流れ

無事に会社都合退職ができたら、失業保険を受け取りましょう。失業保険受給の流れは以下の通りです。

  1. 必要書類の準備
  2. ハローワークで手続き
  3. 雇用保険説明会に参加
  4. 失業認定日にハローワークへ行って失業認定申告書を提出
  5. 失業認定日から通常5営業日後に受給

失業手当が貰える期間は、離職日の翌日から1年間。手続きが遅れると最後まで貰いきれないこともあるので退職後はすぐに手続きしましょう。

 

パワハラ退職後の転職活動は転職サイトを使う

無事退職できたら転職活動をしていくわけですが、方法としては2つあります。

  1. 転職エージェントを利用する
  2. 直接応募型の転職サイトを利用する

仕事をしながら転職活動する場合は、エージェントの利用をおすすめしましたが、退職した後なら時間的都合は融通がきくので、普通に転職サイトを使って転職しましょう。

 

直接応募型の転職サイトを使った転職活動の流れ

転職サイトを使って転職する場合の流れを以下に示します。

  1. ユーザー登録
  2. 企業検索
  3. 応募書類作成
  4. 応募
  5. 面接
  6. 内定

これは一般的な転職方法ですね。
自分のペースで転職できるので、マイペースな人には特におすすめです。

 

おすすめ転職サイト

転職サイトは以下の3つがおすすめです。

  • リクナビNEXT
  • DODA
  • キャリア転職サイト@type

利用方法は各サイトをご覧ください。

 

※転職活動で退職理由を「上司パワハラ」と言わない

退職後に転職活動をする場合、一つだけ注意点があります。それは退職理由を聞かれたときです。

転職の企業面接では、必ず前の会社の退職理由を聞かれます。その時に正直にパワハラと答えてしまうと、印象がよくありません

なぜなら、第三者にパワハラの真偽は分からないからです
「大げさに言ってるだけでは?」
「本人に問題があるかもしれない」
「トラブルメーカーかも」
と勘ぐられることが多いので、別の理由を用意しておきましょう。例えば

売上だけでなく顧客満足度も高める能力をつけたいというのが退職理由です。前に勤めていた会社は少し売上重視に偏っているのではと感じることが多く、遠回しに顧客満足度を高める提案をさせて頂いたことがあります。その際、社長と話し合った結果、転職を進められましたので、顧客満足度の高い御社を志望致しました。

 

退職・転職してもパワハラ上司はいる

今回は上司のパワハラへの対処法の1つとして、退職・転職する方法を詳しく解説してきました。

しかし、パワハラ上司はどこにでもいます。僕の転職先にもまた別のパワハラ上司がいました。

なので、新しい職場で上司のパワハラに遭わないようにするために、合わせて以下の記事を読んで頂けると幸いです。

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